2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
周期構造導波路の固有値問題を解くFEMには2種類の定式化があります。 (1) Φ(x, y) = φ(x, y) exp( - jβx) と置く方法 FEM表示式としては、伝搬定数を与えて固有周波数を求める式 [S] {φ} - k0^2 [T] {φ} = {0} または、動作周波数を与えて伝搬定数を求める式…
フォトニック結晶導波路、三角形格子で文献を検索すると、誘電体ロッドで構成している導波路は稀で、ほとんどは誘電体基盤に穴をあけたフォトニック結晶をあつかっているようです。 最初に計算したときに引用した文献 Masanori Koshiba, "Wavelength divisio…
三角形格子でも(残された課題はあるものの)周波数に対する固有モードを計算することができたので、今回は三角形格子フォトニック結晶欠陥導波路の伝達問題を解いてみます。 45°三角形格子直線導波路の散乱係数の計算 まずは精度の確認の為直線導波路の散乱…
前回、三角形格子の場合のフォトニック結晶欠陥導波路の固有値を2種類の方法で計算しましたが、どちらも伝搬定数βを与えて固有周波数を求める方法をとりました。 ここでは、周波数を与えて伝搬定数を求める方法で計算した結果を示します。 引き続き、誘電体…
これまで正方格子のフォトニック結晶導波路について固有値問題、伝達問題を計算しましたが、三角形格子ではどうなるかやってみました。 三角形格子の場合、正方格子の解析で用いた周期構造導波路の固有値問題の定式化では文献と比較してうまくいかないケース…