2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧
フォトニック結晶導波路の伝達問題のアプリケーションを作りました。 ryujimiya/PhCFem · GitHub 周期構造導波路固有モード解析用FEMとモード展開伝達問題FEMを用いています。 周期構造導波路解析FEMは、緩慢変化包絡線近似(SVEA:Slowly variying envelope a…
■HPlaneWGSimulator 1.6.0.5 ryujimiya/HPlaneWGSimulator · GitHub ■HPlaneWGSimulatorXDelFEM 1.6.0.6 ryujimiya/HPlaneWGSimulatorXDelFEM · GitHub 複数の導波路モードが伝搬する場合に高次モードの結果も表示するようにしました。 (以前のバージョンで…
2013年2月~2013年3月にかけてTMモードフォトニック結晶導波路(三角形格子のもの)の伝達問題を計算しましたが、境界条件で使用するdHz/dxの算出方法があまり良くないことに気付いたので修正しました。 <共通> Φ = Hz pyy = 1 / εr (dΦ/dx)i, e:要素内の…
前回、Jiaoらの完全整合層定式化に基づく時間領域FEMをDelFEMで実装しました。今回は、この方法をフォトニック結晶導波路の伝達問題に適用してみました。 以前、周波数領域の周期構造導波路用FEMを用いて正方格子の誘電体ロッドからなるフォトニック結晶導波…
Jiaoらによる完全整合層を用いた時間領域FEMをDelFEMで実装してみました。 Dan Jiao, Jian-Ming Jin, Eric Michielssen, and Douglas J. Riley "Time-domain finite-element simulation of three-dimensional scattering and radiation problems using perfe…
時間領域FEMで吸収境界条件(ABC)を用いる場合、高次吸収境界条件を用いないと計算結果が劣化しました。 時間領域FEMの高次吸収境界条件(Higher oder ABC) - ryujimiyaの日記 これはABCに用いる波の速度vpを周波数に関係なく一定としていることに起因している…
時間領域FEMの完全整合層(PML)の定式化(まとめ) スカラヘルムホルツ方程式に限るとこれまでに次の定式化を試しました。 (1) Jiaoらの定式化 [M] d2 u / dt2 + [Mσ] d u / dt + [K] u + [Kx] Φ + [Ky] v = 0 u = Ez p = 1/μr q = εr Φ = - σx / ε0 exp( - σ…