2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
1. はじめに 前記事で1次元構造要素のトラス、ビーム、フレーム要素によるFEM変位計算を行いましたが、そこで用いたビーム、フレームはEuler-Bernoulli梁をもとにしていました。 本記事ではTimoshenko梁のビーム、フレーム要素を用いて計算しています。 2.Eu…
1. はじめに ビーム要素とフレーム要素を実装したので、両端支持梁の固有振動を計算しました。 比較するために線形弾性体、Saint Venant超弾性体でも固有振動を計算しています。 2.両端支持梁 棒の断面は、 b=0.2 m h = (1/4)b 材料定数は、 E=169 GPa ν=0.2…
1. はじめに 円柱や角柱のような棒をつなげて構造物を作るとき、柱の断面が長手方向に比べて十分小さい場合は、1次元の梁理論が適用できます。 弾性体を三角形要素で分割して曲げなどを計算しましたが、梁要素を使えば1次元として扱うことができ、線要素で分…