2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
前記事で弾性体の変形解析の定式化を示しました。そこでは1つの弾性体が対象でした。ここでは、2つの弾性体が接触する問題を定式化しています。 Motor Methodと呼ばれる方法を用いて接触に関する拘束条件を課しています。 Two-body Contact By Mortor Method…
非圧縮超弾性体はゴムなどの材料のモデルとして使用されるようです。 超弾性体はひずみポテンシャルを有する弾性体で、Mooney-Rivlinモデル、Ogdenモデルなどがあります。 どちらも実装しましたが、ここでは、Ogdenモデルを用いた場合の定式化を示します。 …
フォトニック結晶導波路の伝達問題(不連続問題 discontinuity problem、決定問題 deterministic problemとも呼ばれます)をFEMで計算しましたが、その定式化をpdfにまとめました。 伝達問題では、ポート上の界をどのようにとり扱うかがポイントになります。 …
Navier-Stokes方程式をFEMで解く場合、標準ガラーキン法を用いると粘性率が小さい場合発散して解を求めることができなくなります。これに対する解決策としてSUPG(Streamline Upwind Petrov-Galerkin)法という安定化の方法があります。 昨年実装したSUPGの定…
流体力学の基本方程式Navier-Stokesの方程式の弱形式について思ったことを記述しました。 非圧縮Navier-Stokes方程式を出発点として弱形式を導き出すと、自然境界条件があいまいとなり物理的な境界条件でないことが分かりました。 自然境界条件が物理的な境…
1, はじめに フォトニック結晶導波路をFEMで解析するとき、時間領域FEMではPeriodic Boundary Contions(PBC)はうまくいきませんでした。 しかし、時間領域FEMのPBGでは最初はそんなに問題なさそうな時間変化をするので1周波数でないのがPBGの精度劣化につな…