ryujimiyaの日記

C#を使って数値解析したい

2013-04-26から1日間の記事一覧

WE-FDTD(波動方程式FDTD)によるH面誘電体装荷共振器の散乱係数の計算(3)-Uniaxial PMLを用いた場合 Part 2-

WE-FDTDで完全整合層を用いた場合、Zhouの定式化では界Ezの現在値、1つ前、2つ前の値に加え、4つの補助変数Fzx, Fzy, Pzx, Pzyの現在値、1つ前の値が必要となりました。 WE-FDTD(波動方程式FDTD)によるH面誘電体装荷共振器の散乱係数の計算(2)-Uniax…

WE-FDTD(波動方程式FDTD)によるH面誘電体装荷共振器の散乱係数の計算(2)-Uniaxial PMLを用いた場合-

前回、WE-FDTDをMurの吸収境界条件を用いて実装しましたが、今回は完全整合層(PML)を用いた場合を扱います。 WE-FDTDでPMLを適用する方法は、Zhou et alによって定式化されているらしいのですが、Web上で参照できなかったので下記文献を参考にしました。 (1)…

WE-FDTD(波動方程式FDTD)によるH面誘電体装荷共振器の散乱係数の計算

FDTDというとマクスウェルの方程式にそのまま時間、空間について中央差分を適用して離散化しますが、マクスウェルの方程式から磁界または電界を消去することで得られる波動方程式に差分法を適用する方法もあるようです。波動方程式に基づくFDTDということで…